サガフロンティア レッド編 クリア
こんばんは。
昨日、かねてより攻略をしていたサガフロンティアのシナリオの一つをようやくクリアしました。
全部で7つあるシナリオのうち一つをクリアしただけなので、全クリとは言えませんが、サブイベントはそこそこ網羅しました。
私がプレイしたのはレッドという主人公のシナリオです。ストーリーは特撮の戦隊もののような感じでした。ざっくり説明すると、悪の組織に家族を皆殺しにされた主人公レッドが正義のヒーロー・アルカイザーとなって組織を壊滅させるといった内容です。ちなみにアルカイザーの正体がレッドであることが誰かに知られてしまうと、ヒーローの資格を剥奪されます。
正直、あまりストーリーにはのめり込めませんでした。
古き良き特撮を観て育った世代でないためか、あらゆる状況がシュールなものに見えてしまったことが一番大きな原因だと思います。
例えば、オープニングにてレッドが家を燃やされるシーン。
本来ならば父を殺され、命からがら家に逃げてきたら家が燃やされ家族が皆殺しにされていることを知り、炎に吼え復讐を誓う熱いながらも悲惨なシーンなのですが…
「!」が無いせいなのかどこか他人事の様に傍観しているように見えてしまい、感情移入ができませんでした。
他にも選択肢次第で突然化け物と化すエレベーターガールや、麻薬で化け物となってしまった人からドロップされる毛皮を平気で剥ぎ取る主人公、更にその元人間を平気で吸収する仲間などツッコミどころが満載でした。
脱線しますが、家族を殺した張本人を討ち取りに行く最中に、道案内をしてくれていた女性の胸を事故で触ってしまうのですが、その時に「うーん、でかい。」というセリフが出ます。
シリアスな場面が台無しです。しかしこういうセリフ一つ一つの面白さがサガシリーズの魅力でもあります。アバロンのダニや卵をよこせ、殺してでも奪い取るなどが有名ですね。
少し脱線しますが、私はこのシーンでFF7のクラウドが頭をよぎりました。
彼はとある事情で女装をすることになるのですが、この時女性を連れているにも関わらず、「ここには女装に必要な何かがある、俺にはわかるんだ。」「行くぜ!」と
いかがわしい店に突撃して気を失い介抱されるという情けないシーンがあります。
話を戻します。
システム面は、バランスの悪さを除いては良かったです。
自由度が高く、人間や機械、モンスターや妖魔といった種族ごとに特性があるのも面白かったです。レッド編に限る話ですが、ヒーローに変身することもできます。
育成もサガフロンティア2と比べてしやすいですし、戦闘のエフェクトもかなり派手に、少し生々しくなっていました。例えば裏拳で敵が大出血したりといった感じです。
また、連携でなくても一部の技では凄まじいダメージをたたき出来ることも魅力です。
主人公ひとりで20000ダメージを出したときは流石に驚きました。
BGMも中々良く、熱いものも結構ありました。
個人的にはシステム面では無印が、ストーリーでは2が優れているような気がします。
あくまで主観ですが。
もったいないですが他にやりたいゲームがあるので、とりあえずサガフロンティアの攻略は一旦止めようと思います。
このゲームの魅力を上手く書けないこと、ファンの皆様には申し訳なく思います。
最後にサガフロンティアの曲をいくつか貼っておきます。
それでは。
船
街
街2
街3
戦闘曲
アルカイザーのテーマ